存在しなかった世界




(記憶の摩天楼/目覚めの園)

だ 誰だ!
ロクサス 闇の住人さ
まさか リク!?
ロクサス リク?
リクは俺が倒した名前――
なんだと?
ロクサス 教えてくれ―― おまえが選ばれたわけを


ロクサス わかったよ ソラ


ロクサス なに!?


ロクサス さすがは俺の――

(城 牢獄)

私たちをどうするつもり?
サイクス おまえはソラを怒らせる道具だ

(虚ろなる旋律の空間上部)

サイクス ナミネ―― 探したぞ
ナミネ――?
サイクス カイリ 君はそう簡単には帰れない
ソラに会わせてやる
サイクス 会いたくないと?
会いたいよ とっても
でも あなたがいないところでね
サイクス 俺に心があれば大笑いしているところだ
サイクス 貴様 ロクサスに倒されたのではなかったのか
後はお願い リク

(虚ろなる旋律の空間下部)

サイクス ソラ 元気そうだな
カイリはどこだ!
サイクス 今頃は―― 闇の世界の友達と仲良くやってるんじゃないかな
どういう意味だよ!
サイクス もうおまえはいらないらしい
そんなの信じると思う?
サイクス まあ それはおまえの勝手だ
だが こちらは信じていい XIII機関はもうおまえを必要としていない
あれを見るがいい 我らのキングダムハーツ
おまえのおかげで心をたっぷり吸い込んだ 喜んでいるのがわかるか?
さあ 最後に腹一杯心を食わせてやってくれ!


サイクス これはこれは―― 邪魔者たちが勢ぞろいか


シグバール いい子にしていたか?
姿を見せろ!
シグバール いや いい子ではなかったな ソラ! ロクサス!
ロクサス? あいつ 俺のことロクサスって呼んだ?
シグバール 我々XIII機関をここまで追い詰めるとはな
さすがにキーブレードに選ばれし者と呼ばれるだけはある
今までの奴らに比べれば随分とお粗末だがな
何を言ってるんだ?!
シグバール まあ どっちでもいいか
とにかく 裏切り者は消えろってハナシだ!

 (シグバール戦)

 シグバール  : 「裏切るのが悪いんだぜ」

「狙い撃ちだ!」

「やってくれるな」

「補充、補充!」

「ソラ!」

「ほらよ」

「お仕置きだ!」

「おまえはどう踊るんだ?」

「ロクサス!」

「場所替えだ」

「こんなのはどうだ?」

「貰っとけ」

「よくも!」

「面白くなって来たぜ」

「負けたのか…俺が」
どうして俺がロクサスなんだよ!
シグバール へへ―― 混乱してろ――

(虚空の祭壇)

ゼムナス おお キングダムハーツよ 我らの捧げものを喰らうがよい!
この無の世界を鈍く照らし 我らノーバディの力となれ!
サイクス ゼムナス キングダムハーツの様子は?
ゼムナス まもなくだ
サイクス では 終わらせても?
ゼムナス 良かろう
サイクス その言葉 待っていた

(混沌の狭間)

おまえ!
ルクソード こちらも忙しいので手短にな

 (ルクソード戦)

 ルクソード  : 「時間を失ったほうが負けだ」

「勝負する」

「カードを」

「よく見るんだ」

「ゲームの支配者は俺だ!」

「散れ」

「負けろ!」

「ソラ」

「ルールは理解したか」

「時間は大切にな」

「楽しいゲームだ」
ルクソード ひどいな ロクサス――

(惑わしの空間)

サイクス ここまで来るとはな さすがロクサスだ
またロクサスかよ!
ソラはソラだ!
サイクス どちらでも同じさだめよ

 (サイクス戦)

 サイクス  : 「感じるか 月の力を!」

「月よ照らせ!」

「邪魔だ!」

「消えろ!」

「少々甘く見ていたか」

「逃さん」

「愚かな」

「全てを失うがいい!」

「どうせなら足掻いてみせろ」

「心があれば…」
サイクス まだか―― キングダムハーツよ――
俺に心を――

(虚空を目指す道)

ゼムナス 私のキングダムハーツに勝手なマネをするのは誰かと思えば――
一同勢ぞろいか これは都合がいい
それにしても賢者アンセム―― 情けない姿だ
笑うがよい 愚かな弟子の本性を見抜けなかった罰だ
ゼムナス 弟子は師に似るもの あなたの弟子が愚か者なのは当然のこと
あなたがいなければ何も始まらなかった
あなたこそが全てのハートレスの起源なのです
あなたの研究があったから私の野心は目覚めた
認めよう 私の未熟さが世界を乱したのだ
しかしおまえは何を求めた? 私という存在を世の中から消し去り 私になりすまし 禁断の研究を続け――
これが求めていた答えなのか?
ゼムナス そのとおり あなたの研究を引き継ぎ 私は新しい世界を創造しつつある
誉めていただけると思っていたが あなたは邪魔ばかりだ
わかります あなたには心がある その心を抑えられないのでしょう 弟子への醜い嫉妬の心をねえ
ゼアノート 私と等しく愚かな弟子よ
我々は今もって心のことなど何もわかってはいない
何を説明できたとて 本質には手が届いていないのだ かつてと同じく我々は無知のまま
おまえが何かを創造しようとするのなら―― それは そう―― 無知から生まれし創造
やがて自らの創造物もろとも身を滅ぼすことになろう

(虚空の祭壇)

ゼムナス 私のキングダムハーツが――
また最初からやり直しだ
キーブレードの勇者たちよ―― 私に心を運んでくれ
断わる!
ゼムナス 光の世界の勇者たちよ―― なぜ闇を嫌うのだ
嫌っているわけじゃない 闇はね―― 恐いんだ
世界の半分は闇だ 世界は光と闇でできている 切り離せないんだ
それなのに どうして闇は恐いんだろう
闇の中に潜む者たちのせいさ
ゼムナス ならば続けて問う
闇を認め光に生きるものたちよ 光と闇から存在を否定され 虚無に消えゆくさだめの我らを忌み嫌うのは何故だ
答えは単純 おまえたちが世界を乱すからだ
ゼムナス では―― 我々にどんな方法があったというのだ
惑わされないぞ! 存在しないもの ノーバディ! おまえは何も悲しんでいない!
ゼムナス そう 確かに
実のところ 何も悲しくはない
たとえ世界がどうなろうと―― お前たちが―― 何を思い そして消えていこうと

 (記憶の摩天楼/ゼムナス 1回目)

 ゼムナス  : 「滅びよ!」

「来れるかな」

「防げ」

「偽りではないのか」

(虚空の祭壇)

ゼムナス 大いなるキングダムハーツよ またやり直しだ
私は何度でもおまえに心を捧げよう
聞くが良い おまえは私なくしては完成しない 私もまたおまえなくしては完成しない
大いなるキングダムハーツよ 我々の完成のため 力を貸してくれ あの愚か者たちを消し去る力だ
ゼムナス よせ!
ゼムナス 憎しみに震える心――
ゼムナス やめろ!
ゼムナス 怒りに燃える心――
あきらめろ!
ゼムナス 妬みに焦がれる心――
ゼムナス 愚かなるアンセムは心の本質を知らぬと言った
私は知っている 心こそが力を生み出すのだ!

(ダークシティ上空)

ゼムナス ほう 消えてなくなりたいと見える
心に忠実なのも考えものだな これからの教訓にさせてもらおう

(ゼムナス 2回目)


(虚空の祭壇)

ね 約束どおり 会えたでしょ?
え?
ロクサス 次に会っても お互いに気づかないかもしれない―― ナミネはそう言ったよね
うん 覚えてる
ロクサス ちゃんとわかったよ
うん 不思議――
ロクサス わかる気がする――
俺には君が覚えている俺の姿が見える 君は俺が覚えている君自身を見ている
ノーバディは闇に消え去る運命だと思っていたけど――
ロクサス 俺たちは元の存在と会うことができた だから消えなかったのかな
じゃあ また会えるんだ
ロクサス うん――
ソラとカイリが会うときはいつでも
毎日会えるよね ソラ
おう!
ロクサス 口を閉じて!

(元ダークシティ上空/ゼムナス 3回目)

 (ゼムナス 4回目)

 ゼムナス  : 「心こそが力 虚無もまた永遠なのだ」

「ソラ 本当にリクを信じられるのか?」

「リクよ ソラが妬ましくはないのか?」

「愚か者め」

「虚無を受け入れるのだ」

「なぜ虚無を嫌う」

(虚無の空間)

ゼムナス 光の世界の勇者たちよ―― まだ終わるわけには行かない
光と闇が永遠ならば―― 我ら虚無という存在もまた―― 永遠
そう 光も闇も永遠だ 虚無もまた永遠だと認めてもいい
けれど ゼムナス――
あんたが永遠ってわけじゃない!
ゼムナス おまえたちのそのきらめきもまた――

 (ゼムナス 5回目)

 ゼムナス  : 「怒り憎しみ最高だ」

「一緒に行こう」

「稲妻よ」

「捕らえよ」

「唸れよ」

「貫け」

「穿て」

「防げ」

「消えたらどうだ」

「心をくれないか」

「光になどなれぬ」

「さすが…キーブレード」





Back Twilight Town 2 End.